アワの岩戸開き

女性性の活性化による優しい社会の創造

父の呪い

先日
ニューロソマティックセラピーなるものを受けてきた。

受けようと思った発端は、
とあるサイキック能力をお持ちの方に
エンバスだからね~と言われたこと。
エンバスって聞いたことあるけどなんだろう?とぐぐってみた。
そこで自分の悩みにぴったりのサイトを発見。
それがここ。
  ↓
mindandbody.jp

自分の悩みは
自分ひとりの空間から外に出た途端
(あ、ひとりでもそこが自分の家じゃない場合もそうなんだけど)
緊張してしまう体質で、とにかく首こりが酷く首を回すと痛い。
(首が回らないからお金も回らないのか!?)
で、緊張しいなので何かあるとすぐ萎縮してしまう。。。
だから自分が望んでいないような不当な扱いを受けることもしばしば
そのためにまた萎縮する、の悪循環。
もういい加減
緩みたい!!緊張するのは疲れる。。。
そこはかとないこの生きづらさから脱却したい。

ということでセラピーを受けてみることに

~ここからその時の様子
≪このセラピーを受けようと思った要因である生きづらさ、どんな時にその生きづらさを感じますか?≫
と聞かれて
【自分は周りのことを考えて行動しているにも関わらず、不当な扱いを受けることです】
と答えたところ
≪では、あなたを不当に扱った人達を思い浮かべてください≫と言われて
何人かの顔が一瞬の間に浮かぶ。

そのひとりひとりにされたことを
その人の顔を思い浮かべながら話してゆく。
その扱いを受けているときだけでなく
その過去の話をしているときにも体の一部が緊張してるらしい。
その緊張している箇所がセラピストの粟野さんに何故わかるのか?それは謎!!

その場所をセラピーで緩めてもらう。
その緩め方が他のセラピーと一線を隔すところだと感じたので
興味のある方は実際に受けてみて~
施術中、体には一切触れてないのに緊張している箇所がわかるし、そこが緩む、これも謎!!

すごく呼吸が楽になる。

ダイッキライな
あ、いや私を不当に扱った人、3人が終わる頃には
血液の循環が良くなったらしく
上半身、特に頭と顔が温かくなり
すんごく気持ちよくて(体の中にホッカイロ貼ったみたいな感じ)
とても愉快な気分に。
そして笑いが止まらない、、、
(緊張が緩むと笑い出すことがあるそうです)

ここまでたどり着く間の小さな変化にも粟野さんは気づいてくれる。
例えば、あ!今少し楽になった、と私が感じると
粟野さんが、今少し楽になりましたよね、と言ってくれるって感じなので
初対面にも関わらず安心して自分の心の闇を吐き出すことができる 笑

あぁ本来の私って
このくらいなんというか
’’余裕ぶっこいてるやつ、上から目線のやつ’’なんだ!!
と実感。
セラピー受ける前の私からすると
こういう人ってなんかちょっと嫌なやつ。ちょっといぢわるな目で人のこと見てるって感じ。
たぶんどこかで押し込んでしまった人格なんだと思う。
まだ慣れない感じが残っていて、罪悪感もほんのり。
誰かにそれでもイインダヨって許可を得たくなるけど
一番許可してほしい相手は、他の誰でもない自分なんだよね。
まぁ仕方ない。
これも私の一部なのだ。(あくまでも一部、往生際悪し)
この自分を全面にだせば、なめられることも無くなりそうだし
ばかとハサミは使いよう。うん。

そして最後に自分が直近でどうなりたいか?を言語化してイメージ
そのイメージをまた言語化と
その作業を何回か繰り返しながら
自分だけのオリジナルお守りを作る。
どんなお守り?って興味ある人は実際に受けてみて~。

お守り見るたびに
あ、そうだそうだそうだったと軌道修正できるので
すんごく良いです。
人ってすぐ忘れていつものパターンにオートマッティックで戻るからね 笑

体に一切触れないのに
ここまで緩むのも不思議だったけど
もっと不思議だったのは

不当な扱いをした人を思い浮かべたとき
一瞬の間に3人浮かんだのだけれど
でもそれ粟野さんには言ってない。
なのになのになのにですよ
粟野さんたら
【ではさっき浮かんだ3人について~】って
当たり前のように、まるで誰と誰と誰ですっていう会話があったかのように
ふつうに話し始めたの。

そのとき
えっっー!!この人、本物だ!!と
思いました。


ここまでがセラピーを受けた感想なのですが
なんとなんと
これで終わらなかった。。。
「おうちに着くまでがセラピーです」
遠足と同じで油断しちゃ駄目。

体もゆるゆる
大満足、ご機嫌さんの帰りみち♪

先程浮かべた3人について思いをめぐらしてたら
ある共通点に気づいたのよ。
その共通点は
その人達は私よりこの現実社会で
お金を稼いでいるということ。

お金を稼いでいる人は偉い。
その人達が言うことは私より正しい。
私の意見などなんの価値もなく、口にすることも許されない。
絶体服従。
私は縮こまってその人達の意見に合わせ
その人達が言いたいことを言い終わるのを
身を潜めてただただ待つ。

え!!
この思い込みっていつから?誰のルール?
・・・
それってさ
父に対して思ってたことなのよ。

父の愛情表現はお金。
私達になに不自由ない暮らしをさせていることが父の誇り。
働かざる者食うべからず。
金を稼げないやつは意見を言う権利も価値もない。
いや、意見など持ってはいけない
いや、意見などあるはずがないのだ。
父が家にいるときは
父の機嫌をいつも気にして、気分を害することがないように
細心の注意を払い、身をひそめていた。

あー
あー
あー

お金を稼いでる人の前にでると
緊張するわけだよね。
だから
不当な扱いを受けるわけだよね。
父との関係をそこで再現していただけなんだ!!!
ってそこまで気づいて
思わずつぶやいた。


【お金を稼いでるやつがそんなに偉いのかー?! (^O^)】
(粟野さん曰く、そういった呟きも自分を解放することに繋がるんだそう)


またひとつ
思い込みに気ついて
古い世界をぶっ壊し
新しい世界を創ることができた。

稼いでいようが稼いでいまいが
優劣はないし
正しいも間違っているもない。
意見をもっちゃいけない人なんていないし
意見の無い人なんていない。

そんなことは関係ないのよね。
そう。
気づいてしまえば当たり前のことだけど
それとは逆のルールで行動してた、体が反応していた、自分のアイデンティティーを創ってた。
それが思い込みの罠だよなぁ、、、